2021年5月13日現在に発表されたニュースのご紹介をしていきます。
今日は衝撃的な内容から始まります!
カナダの多くの州でAstraZenecaの使用中止へ!
世界の中でもコロナウィルスに対する予防接種をかなり積極的に行ってきているカナダ。
2日前に掲載したニュース記事まとめの記事でもご紹介した通り、ケベック州では25歳以上の方が予防接種の予約をすることができるほどです。
予約なしでもワクチンの接種が可能なウォークインクリニックではほぼAstraZenecaが使用されているようで、一時は在庫がなくなりウォークインクリニックを一時閉鎖しなければならないほどになっていました。
そんな中、血栓ができることのリスクを考え、州単位で、AstraZenecaの使用を一旦中止する動きが出ています。
州によって対応が異なりますが、ケベック州の場合は、すでに1回目にAstraZenecaを打った45歳以上の方は、2回目もAstraZenecaを打つことが許可されるそうです。
ただし、希望者は2回目にPfizerもしくはModernaを打つこともできるとのことです。
現在1回目の予防接種の予約を入れていて、使用されるのがAstraZenecaの予定だった方々は予約がキャンセルとなるとのことです。
お住まいの州の対応、そして予防接種のご予約済の方は、予約状況・内容をご確認ください。
Greyhound Canada 国内バス運行事業は全て撤退へ
予算を抑えて旅行をしたい場合に選択肢としてまず挙がる「バス」。
カナダ国内でも大手のGreyhoundがなんとコロナウィルスによる経営難で、カナダ国内のバス事業は撤退することを発表しました。
引き続き、カナダー米国間は運行するとのことです。
Palais des congrès de Montréalでも予防接種開始
ダウンタウンにあるPalais des congrès de Montréal (モントリオール国際会議場)でもコロナウィルスの予防接種が受けられるようになりました!
6月1日からカナダ向けEMSが再開!
コロナの影響でもう数ヶ月停止していた日本郵政からのカナダ向けEMSですが、来る6月1日にようやく再開してくれるとのことです!!
但し、サービス利用には通常料金に特別追加料金が上乗せされますので、その点ご注意ください。
カナダ・ケベック州のコロナウィルスの状況
◆ 5月13日時点
前日からの新感染者数 | 745 人 |
現在感染している方の人数 | 7,756 人 |
新たにお亡くなりになった方の数 | 3 人 |
入院している感染患者数 | 530 人 |
集中治療の感染患者数 | 126 人 |
まとめ
コロナウィルスのワクチンに関しては、血栓で命を落とす症例が世界中で報告されている中、「リスクは低いから安全だ」と言い続け、かなり積極的にAstraZenecaの接種進めてきたケベック州含む、カナダの各州ですが、ここにきて使用の中止が発表されました。
対応については州によって違いますので、お住まいの州政府の対応をご確認ください。
長引くコロナの影響で倒産することになった企業、倒産の危機にある企業が多数ある中、カナダ国内、そしてカナダと米国間を走る中長距離バス事業を行っているGreyhound社が、国内バス事業から撤退することを発表しました。
私もケベック州内の旅行でも何度か利用したことがあるので、残念でなりません。
一日も早くコロナウィルス騒動が収束することを願います。