もし万が一海外で生活をしていて詐欺被害にあったら、まずはすぐに近くの警察署へ被害届を出しに行きましょう。
このページでは、被害届を出す際の注意点についてまとめましたのでご参照ください。
警察署の調べ方
警察署のロケーションを調べる方法はいろいろありますが、簡単に調べる方法としては、インターネットで、「police office near me」で検索をすると、現在地から近い警察署の結果がすぐに出てきます。
警察署へ被害届を出す際に持参するもの
♦ 被害にあった方の写真付き身分証明書
♦ 被害の詳細
警察署での手順
1) まずは口頭でオフィサーにどんな被害があったか説明します。
2) レポート作成のため、身分証明書を見せるよう言われますので、政府機関発行の写真付き身分証明書を見せてください。
3) 何が起きたか詳細をレポートに記入します。
※レポートにはとにかく提出できる全ての情報を書くように言われますので、事前にまとめておくようにしましょう。
【ポイント】
何で今回のことが起こったのか、詐欺師が使用していた名前、Eメールアドレス、電話番号、住所、一番最初に接触した日付とその手段、その後日付ごとで起こったこと、もし送金をしていたら、送金先情報・送金額、実際に会う約束をしていたらその日時と場所等。
被害届提出後
レポートが書き終わると、その場でファイル番号と担当したオフィサーの連絡先がもらえます。
もしまだ詐欺師と連絡が続いている等で追加提出書類が出てきた場合は、オフィサーへ直接Eメールで追加情報を提出が可能となります(Eメール内には必ずファイル番号とあなたの名前を記載しましょう)。
被害届は調査部門へ転送され、もし何か進展があれば、連絡がもらえます。
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まとめ
モントリオールだけでなく、世界中で近年、一番詐欺に遭いやすいケースとしては、お部屋探しをしていて、詐欺師が掲載した広告を見て連絡をし、1ヶ月分の家賃が取られてしまうという被害です。
残念ながら、詐欺師は偽名を使用しているため、現行犯でない限り、追跡はほぼ不可能だそうです。
但し、届け出を出すことによって、それ以上の被害を防ぐことに繋がったり、警察が犯人を特定することができる可能性もあります。
お部屋探しに限らず、もし何らかの形で詐欺被害にあった場合は、警察へ届け出を提出するようにしましょう。