今とっても人気の親子留学。
1週間以内のちょっとした休みを利用しての親子留学や費用をとにかく抑えたい方に人気の留学先はやっぱり東南アジア諸国。
でも綺麗な英語を習得したいとなるとダントツ人気の留学先はカナダ!
その中でも、中長期留学で今注目を浴びていて、留学率もぐんぐん伸びているのがケベック州にあるモントリオールへの留学。
このページでは、モントリオールが選ばれる理由とその魅力についてご紹介していきます。
カナダについて教えて!
カナダってどんなところなの?人に聞かれた時にササッと答えられるよう簡単にまとめてみました!カナダってどんなところ?カナダは北アメリカ大陸北部に位置し、10の州(プロヴァンス、province)と3の準州(テリトリー、[…]
そうなんです!
カナダの公用語は英語とフランス語なのですが、ケベック州は唯一フランス語を第一言語とする州。「フランス語圏に英語留学?」と思う方も多いと思うのですが、カナダの中でも英語圏の他州ではなくフランス語圏のモントリオールに親子留学する方が急増しているのには理由があるのです!
どうしてフランス語圏のモントリオールに英語を学びに行く親子留学が人気なの?
他州より費用を半分以下に抑えられる!?
カナダの中で今一番注目を浴びている親子留学先「モントリオール」は、フランス語圏なのに選ばれる一番の理由が「費用」!
通常は親が語学学校だったり現地の学校へ、例えば1年通うためには学費だけでも最低13,000ドル、子供1人を現地の小中高へ通わせるのに、公立でも私立でも1年で同じく13,000ドルほど学費が必要(※その他の諸経費含まず)となります。
そう、カナダの他州へ留学すると、国際留学生料金となるので公立でも私立と同じくらいの学費が必要となってくるのです。
でも!!
ケベック州では、親が学生留学をする場合、子供の通学先が現地の公立校であれば授業料が無料となるのです!!
しかも!!
モントリオールは他の大都市圏と比べて家賃も月あたり数百ドル安い!!
以下の関連記事をご覧ください。
モントリオールでの平均家賃や他の大都市との家賃の違いについて詳しくまとめてあります。
モントリオールでアパート探しをしたいけれど、アパートのタイプが良くわからない!アパートやお部屋借りは大体いくらくらいするの?アパート探しをする時に気を付けるべきことはなに?どのエリアがおすすめ?どのエリアは避[…]
公共交通機関の利用料金も他の大都市より格段に安いですし、利用に家族単位でお得となるプログラムもあります!
モントリオールの公共交通機関STM(Société de transport de Montréal)では、子供・学生・シニア・親子・子供を含むグループ向けに割引料金が設定されています。 [sitecard sub[…]
これを聞いちゃうと、「えっ?!じゃあ親子留学先はモントリオールにしようかな・・・」って思えてきますよね!
それでは、モントリオールへの親子留学の魅力についてご紹介していきましょう。
モントリオールへの親子留学の魅力
モントリオールへの親子留学、費用以外にも魅力はたくさんあります!以下をご覧ください。
- カナダ英語
- モントリオールという街
- 英語とフランス語のバイリンガル教育
- 留学生でも子供手当の受給が可能
- 親子留学から目指せる永住権取得
①カナダ英語
冒頭に掲載した関連記事「カナダの基本情報」内でもお話しした通り、カナダ英語は比較的訛りもなく、とても綺麗な英語です。
日本人にも聞きやすく、発音もしやすいカナダ英語。
「英語が綺麗だから」という理由でカナダに語学留学される学生さん達も多いです。
②国際色豊かなモントリオール
まず、モントリオールは元々フランス領だったので、旧市街を中心に市内はヨーロッパ調の建物が立ち並ぶおしゃれな街です。ちょうど当サイトのトップページ画像が旧市街の中心地あたりの写真となります。とても素敵な街並みですよね。
また、カナダが「人種のるつぼ」と言われる通り、数多くの国から移民した方々が住んでいます。
モントリオールの場合はフランス語圏ということもあり、フランス・アフリカ大陸・南米からの移民が目立ちます。
日本人は多くありませんが、アジア人であれば中国人・ベトナム人・インド人を含む南アジアの人々はある程度います。
「北米のパリ」と謳われ、観光客にも大人気のカナダはケベック州にあるモントリオール市。フランス語が公用語のモントリオールにここ数年で日本からの学生や移民希望者が急増!そんなわけで、生活する上でも重要となってくるエリア情報も含め、モント[…]
そのため、街中では、つたない英語やフランス語で話しても一生懸命聞いてくれたり、わかりやすく説明してくれたりと親身になってくれるので、なじみやすいです。
学校にも母国語を英語やフランス語以外とする子供たちがたくさんいます。ネイティブ以外も多くいるという点で、先生がいろんな国の子供たちに対して教え慣れているという点が安心ですし、お子さんにとっても「ネイティブじゃなくても、ネイティブの子と同じように自分も話せるようになる」というのが目で見て耳で聞いて実感でき、刺激になるところが特にバイリンガル都市であるモントリオールの良い点だと思います。
③英語とフランス語のバイリンガル教育
モントリオールはフランス語圏にあるのですが、公立校は英語がメインの学校(English Montreal School Board (EMSB))とフランス語がメインの学校(Commission scolaire de Montréal (CSDM))があります。
通常は親が高等学校以上の教育を英語で受けている場合に、その子供が無料でEMSBへ通学することが認められているのですが、留学生に限り、特別その子供が同じく無料でEMSBへ通学することが可能となっています。
カナダの英語は比較的訛りのない綺麗な英語です。そんな英語を無料で学べるなんてお得中のお得!!
但し、EMSBへ行ってもフランス語の授業が必ず入ってきます。
「Elementary School(初等教育:6~11歳)」の場合、3種類のコースから英仏の授業の割合を選ぶことができます。
コース名 | 英仏の割合 |
English Core | 英70%:仏30% |
Bilingual | 英50%:仏50% |
French Immersion | 仏語メイン (英語を学ぶ授業以外はフランス語) |
親子留学をされる方は英語習得が目的の方がほとんどのため、「English Core」コースを選択される方が多いです。
「Secondary School」の場合は、学校ごとに力を入れている分野が違うため、その特徴をよく把握した上で選択する必要があります。
また、家庭でフランス語を話さない生徒や留学生でフランス語レベルがある一定レベルまで達していない生徒向けに、授業でついていけるようにと「Français langue seconde, international」というプログラムが別途設けられています。授業についていけるレベルになるまでそちらで集中的にフランス語習得を行います。
④留学生でも子供手当の受給が可能!
なんと、留学生でも18ヶ月ケベック州にいることによって、19ヶ月目からカナダ連邦政府とケベック州政府の2カ所からそれぞれ子供手当を受給することが可能となります!
受給額は家庭の収入額(片親がカナダ国外で仕事をしていたとしたらその収入額の報告も必要)によりますが、お子さん1人あたり月数百ドルくらい受給が可能となりますので、1年半以上の長期留学を予定されている方には嬉しいシステムです。
⑤親子留学から目指せる永住権取得(PEQプログラム)
管理人への問い合わせですごく多い案件の1つがこの移民プログラム。
親が語学学校ではなく職業訓練コース(1800時間以上必要)やカレッジ・大学のコースを修了し、卒業後にもらえる3年間の就労ビザが有効の間にフランス語をB2レベルまで取得できれば、永住権の申請が可能となる移民プログラム(PEQプログラム)があります!
永住権が取得できれば、高校卒業以降のお子さんの学費もグッと抑えられます。
ケベック州はMcGill Universityを始め、カナダ国内でもレベルの高い学校がいくつもあるのですが、学費が安いことでも知られていています。そのため国内外問わずたくさんの学生がケベック州にある大学に入学を希望しています。学費に関しては、ケベック州民向け料金・その他の州からのカナダ人向け料金・国際留学生向け料金の3パターンがあります。もちろん、ケベック州民向け料金が一番お安くなります。
この移民プログラムでは、方親が学校に通えばお子さんの公立の授業料が無料になるだけではなく、もう一方の親には就労ビザが配給されるという点も魅力があります。
但し、気を付けなければならない点は、片親が学生ビザで学校に通っている間はお子さんは英語の公立校に無料で通学できますが、就労ビザに切り替わるとフランス語の公立校に無料で通うか、有料で英語の私立へ通うこととなります。
詳しくは、移民プログラムに関しての記事でご紹介していきます。
まとめ
ほとんどの方にとって、親も子供も初めての留学。
できることならば綺麗な英語を身に着けたいですよね。
東南アジアには費用はどうしてもかないませんが、綺麗な英語・治安良し・綺麗と3拍子そろった上に、子供の学費が無料になる、1年半以上の長期留学をする場合は子供手当までもらえてしまうなんて好条件、英語圏の国&都市、どこを探してもモントリオール以外はありません!
フランス語圏なのに英語を学ぶための親子留学で近年急上昇しているのが頷けますね。
街並みも綺麗だし、人も優しいモントリオール。
親子留学先を迷っているなら、ぜひオススメです!!
親子留学に際して何かご不明な点等ありましたら、お気軽にご連絡ください。
可能な範囲でお答えさせていただきます!